『クズの本懐』は、横槍メンゴによる大人気漫画で、高校生たちの複雑な恋愛模様を描いています。この記事では、登場人物のMBTIタイプに焦点を当て、それぞれの性格が物語にどう影響しているのかを探っていきます。特に、安楽岡 花火、粟屋 麦、鐘井 鳴海、皆川 茜、絵鳩 早苗、鴎端 のり子の性格分析を行い、彼らの行動や心理をより深く理解してみましょう。
クズの本懐・登場人物のMBTI
安楽岡 花火・INFP(仲介者)
安楽岡 花火は、漫画『クズの本懐』の主人公で、MBTIはINFP(仲介者)!
INFPの花火は、若干内向的でありながらも鐘井に対して深い感情を持ち、更に周囲の人物の気持ちに共感する力に優れています。茜を好きな麦のことを『自分と似ている』と感じたのもINFPの共感力が発揮されたのではないでしょうか。また、INFPは理想主義的で、自分の内なる価値観や感情を大切にするため、鐘井への想いを抱き続ける姿はこのタイプの特徴そのものですね。
利害が一致した麦と付き合い始めるのは、INFPの柔軟性と人間関係に対する真摯さを表しています。麦の前では、優等生の仮面を脱ぎ捨て、ありのままの自分でいられることができる…。これは、INFPが自分を理解してくれる人との深い絆を求める傾向と一致しています。
そして花火の繊細さと強い感受性、そして真実の愛を追い求める姿勢は、まさにINFPの恋愛観が出ているなと感じました。
粟屋 麦・INTJ(建築家)
粟屋 麦は、漫画『クズの本懐』のもう一人の主人公で、MBTIタイプはINTJ(建築家)です。
INTJの麦は、戦略的で計画的な思考を持つ完璧主義者です。建築家は理論的で論理的なアプローチを好み、常に効率を追求します。花火と付き合っているのは、実はお互いの本当の恋愛対象に対する利害関係が一致したからであり、この冷静で計算された行動はまさにINTJの特徴を表しています。
麦は表向きには完璧なカップルの一部として見られていますが、内心では茜への一途な想いを抱え続けています。INTJは目標達成に向けて一貫した努力を続けるため、彼の茜に対する揺るぎない感情もその一環といえるでしょう。また、INTJは独立心が強く、自分の感情を表に出さない傾向がありますが、麦は花火の前では時折その内面を見せることがあります。
鐘井 鳴海・ISFJ(擁護者)
鐘井 鳴海はISFJ(擁護者)タイプ。ISFJの鳴海は、献身的で思いやりに溢れた性格です。周囲の人を支えることに喜びを感じ、人の幸福を大切にします。鐘井は教師として生徒たちに真摯に向き合い、その成長を支援することに情熱を持っています。花火に対しても、幼いころからの兄のような存在として、彼女を見守り続けていますよね。
茜に想いを寄せる鳴海の姿はISFJの忠実で一途な一面を示しています。茜の本性に気がついても『そのままでいい』と言い切るところはまさに特徴が出ていますよね。茜に対する気持ちは誠実で真摯なものだとよくわかります。
皆川 茜・ENFJ(主人公)
さてさて、この漫画のヒール役である皆川茜のタイプが気になった方も多いのではないでしょうか?
皆川茜はMBTIタイプでENFJ(主人公)にぴったりです。
彼女は花火たちの学校で音楽教師を務めており、麦の中学時代の家庭教師でもありました。見た目は清楚ですが、実は超がつくほどの男好きで、その清楚な見た目は計算し尽くしたもの。彼女は誰かから想われている男性を横から自分のものにするのが好きという独特な性格を持っています。
ENFJの茜は、カリスマ性があり、人々を引きつける魅力を持っています。彼女は他者を導く力があり、その魅力を最大限に活用して周囲の男性たちを惹きつけます。茜の行動は計算されたものであり、彼女の清楚な見た目もその一環です。ENFJっぽく、他者の感情やニーズを敏感に察知する能力があり、それを駆使して自分の魅力を最大限に発揮しています。
そして茜の男性へのアプローチは、ENFJの特徴である強い影響力と対人スキルを示しています。彼女は男性たちの心を掴む方法を知っているんです。最終的には、自分のことをそのまま好きでいてくれる鳴海に心を開くという展開も、ENFJの一貫した価値観と感情の深さを反映しています。
絵鳩 早苗・INFJ(提唱者)
花火の友人であり、同性ながら花火に好意を寄せている早苗。そんな彼女のタイプはINFJです。
INFJの早苗は、洞察力と直感力に優れた理想主義者。他者の感情やニーズを深く理解し、共感する能力に長けているので、花火の揺れ動く気持ちなどがよくわかっているんですね。花火に対する彼女の気持ちは、表面的なものではなく、深い感情と強い信念に基づいています。INFJの特徴である強い内面的な価値観と理想が、早苗の行動や思考に表れています。
早苗は、花火に対して常に優しく、思いやりのある態度を貫きます。このような姿勢は、INFJの典型的な特性です。彼女は他者の幸福を重視し、花火のために最善を尽くすことに徹します。
鴎端 のり子・ENFJ(主人公)
鴎端 のり子(モカ)はENFJ(主人公)。彼女は麦の幼なじみで、麦のことを王子様だと思い、彼を振り向かせるために様々な努力を重ねています。花火とは幼い頃から犬猿の仲であり、二人が付き合っていることが気に食わないという複雑な関係です。
ENFJのモカは、カリスマ性があり、人々を引きつける魅力を持っています。周囲の人をリードする力があり、その魅力を最大限に活用して麦の気持ちを引き寄せようとしています。自分の本名である「のり子」が嫌いで、最も可愛いと書いて「モカ」と呼ばせるなど、自己表現にも強いこだわりがあります。
これは、自分のキャラクター作りを通じて麦にアピールするための一環。そんなところがENFJっぽいと言われています。ENFJの特徴である共感力と対人スキルを駆使し、心を掴もうとする姿勢が見られます。
まとめ
ということで、クズの本懐のMBTIを予想してみました!自分と同じタイプのキャラはいましたか?
この作品は人間臭いドロドロとした感情がよく表現されているので、MBTIを理解したうえで再読してみるとより理解が深まると思います!是非また読んでみて下さいね!