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MBTI診断を作った人は誰?診断しても意味ないの?歴史や信頼度について解説

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、自己理解を深めるための有名な性格診断テストです。大変人気な診断ですがこのテストを作成した人はどのような方なのでしょうか?本記事では、MBTIの開発者、歴史、信頼度について詳しく解説します

目次

MBTIを作った人は誰?

MBTIは、キャサリン・クック・ブリッグス(Katharine Cook Briggs)とその娘イザベル・ブリッグス・マイヤーズ(Isabel Briggs Myers)によって開発されました。

キャサリン・クック・ブリッグス

キャサリン・クック・ブリッグスは、1875年にアメリカ合衆国で生まれました。キャサリンは教育者であり、心理学に強い興味を持っていました。その後、人々の性格の違いに注目し、独自の研究を始めました。カール・ユングの著書『心理タイプ(Psychological Types)』に強く影響を受け、その理論を基にして性格を分類する方法を模索しました。

イザベル・ブリッグス・マイヤーズ

イザベル・ブリッグス・マイヤーズは、1897年に生まれました。彼女は母親の研究を引き継ぎ、MBTIの具体的な開発に尽力しました。イザベルは、ユングの理論を実用的な性格診断テストに変えるため、多くのデータを収集し、テストの改良を続けました。彼女の努力により、MBTIは信頼性の高いツールとなり、多くの企業や教育機関で使用されるようになりました。

なんと、MBTI診断は親子によって作成されたものなのですね!また、ユング心理から影響されているということに驚きです。開発後はどのように認知されていったのでしょうか…?

MBTIの歴史

初期の背景

MBTIの歴史は、20世紀初頭にさかのぼります。1920年代、キャサリンは心理学に興味を持ち、性格の違いについて研究を始めました。1923年、カール・ユングの『心理タイプ(Psychological Types)』が英語に翻訳され、キャサリンはこの理論に基づいて研究を進めました。

MBTIの開発

1940年代に入り、イザベル・ブリッグス・マイヤーズが母親の研究を引き継ぎ、MBTIの具体的な質問票を開発しました。1944年には、初めてのMBTIテストが完成しました。これは、第二次世界大戦中の職業選択を支援するために使われました。

普及と改良を繰り返す

1950年代から1960年代にかけて、キャサリンとイザベルはMBTIの普及に努め、多くのデータを収集してテストの精度を向上させました。1962年には、イザベルが『MBTIマニュアル』を出版し、MBTIの理論と実践方法を詳述しました。

現代のMBTI

1970年代から1980年代にかけて、MBTIはますます広く受け入れられるようになり、多くの心理学者や研究者によって評価・改良が進められました。1980年にイザベルが亡くなった後は、The Myers-Briggs Company(旧称: CPP, Inc.)がMBTIの管理と普及を引き継ぎました。

MBTIの信頼度

信頼性(Reliability)

MBTIの信頼性については、短期間で再テストを行った場合、一貫性のある結果が得られることが多いとされています。しかし、長期間にわたる再テストでは、結果が変わることがあるため、信頼性には限界があるとされています。

妥当性(Validity)

MBTIの妥当性については、以下の点が挙げられます。

  • 構成概念の妥当性: ユングの理論に基づいているため、心理学界での評価は分かれています。16の性格タイプが現実の性格を正確に反映しているかについては、議論があります。
  • 予測妥当性: 職業適性や人間関係の成功を予測する能力については、混在した結果が報告されています。特定の職業における適性や成功を予測するためのツールとしては、他の評価方法の方が信頼性が高いとされています。

使用に関する注意点

MBTIは自己理解を深めるためのツールとして広く利用されていますが、以下の点に注意することが重要です。

  • 個人的な成長と理解: MBTIは自己理解を深めるための有用なツールとして評価されていますが、その結果を過度に重視せず、他の性格評価ツールや専門家の意見と併用することが重要です。
  • 限定的な使用: MBTIは診断ツールではなく、あくまで自己理解を促進するための一つの手段です。その結果を過度に重視せず、他の評価方法や専門家の意見と併用することが重要です。

MBTIの研究と批判

MBTIには以下のような批判と支持があります。MBTIは診断しても意味がないという方の批判意見もあるので是非読んでみて下さい。

批判

一部の心理学者は、MBTIの科学的根拠が乏しいと批判しています。特に、性格を4つの二分法で分類することが人間の複雑な性格を十分に捉えていないという意見があります。また、MBTIの16の性格タイプが現実の性格を正確に反映していないという指摘もあります。

支持

一方で、MBTIは実践的で分かりやすく、多くの人々が自己理解やチームビルディングのために有用であると感じています。企業や教育機関で広く使用されていることからも、その実用性は評価されています。

結論

MBTIの開発者や認知されるまでの歴史について、理解が深まりましたでしょうか?
第二次世界大戦後の職業支援に使われていたのは驚きですね。現在でも転職活動する際に使用されたりするので、とても長い歴史があったのだなと思います。

また、MBTIを利用する際には、その限界を理解し、他の評価方法や専門家の意見と併用することが重要です。あくまでも自分のことを知る一つのツールとして活用していってみてくださいね!

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